Kさん
ジム・プリマス
強い既視感
分かち難い女神との邂逅
始まりの予感
でもKさんには彼氏がいる
関係ないやと嘯いてみる
俺にも明日がある
どうなるかはまだ
これからの事
誰にもわからない
存在感が確かな彼女
どこにも居そうで
なかなか居ないタイプ
俺がまっていたのはこれだと
密かにそう思わせる
彼女の周りの親密な空気に
ふと眩暈を感じる
話しかけてほしい
話しかけたい
こんな気持ちになったのは
本当に久しぶりだ
煙草に火をつけて
煙を吸い込んで
アルカロイドが身体に
広がる感覚と一緒に
彼女に思いをはせる
これは幸せなことなんだろうな
とふと思う