時の戸惑い(五)
信天翁
「時」は戸惑っているのに
「空」は踊り狂っている
「音」は気持ちがいいのに
「声」は気根が欠けている
そこは閑静と言うより
寂寥と言うほうがふさわしい街通り
一台の車が・・・・・・
一陣の風と競って
いったいどこで駐車するのだろう
寂しいかげとなって
自由詩
時の戸惑い(五)
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信天翁
2011-05-05 11:36:56
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