ユー
番田 


自分自身であることが
いつも 意味などないのなら
私はどこかに逃げだしたい
だけど 立ちつくした 私は
きっと この思いも 私の手には持っていない


これは 夢のどこかなのだろうか
だけど私は現実の中なのかもしれなかった
私は私の姿を一人で見ていた
そして 暗闇に立ちつくす 私は
きっと 大勢の人混みの中だった



自由詩 ユー Copyright 番田  2011-04-27 02:17:27
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