卯花月生まれの題名たち04
小池房枝

はみだし題名だけの詩のスレッド、2005年から2009年の四月の分。
「元ネタは無数にあります。」
主には本を、長短軽重ここ七、八年、年に二百冊余読んでましたから。
書き手は自分が今までに見聞きしてきたもの、出会ってきたもの全てを元手にして書いています。反語的に言えばたかが題名ですが、詩であれかしと。

「ハミング、ジャミングバード」

「ほっとくとオクトパス。」
 
「吟河筆致俳句街道」
 
「エントロピカル・パラダイス」
 
「廃情と愛情」
 
「アウトリガーの言語」
 
「どこかでちょうちょが羽ばたくスープ」
 
「虚空からの穀雨」
 
「声溜めからの声」
 
「気持ちにいいこと、何かしている?」
 
「花びらの風菓」
 
「うたおこし」
 
「言の葉のエンドエフェクター」
 
「つちのこのポコ」
 
「ポワソン・ダブリルに嘘はつけない」
 
「莢ニンゲン」
 
「かたちたちのいのち」
 
「また旅に出るキウイ」
 
「ことんと何か、小さなものが」
一/六 二○○九

「口から出たまこと」
 
「オーロラの渡り」
 
「宇宙マトリョーシカ、次元の悪魔と量子力マトリョーシカ学」
 
「うつわのなかにうつしえぬもの」
 
「エヴァーグリーン。咲く必要が無いなら」
 
「苺水母」
 
「八月がどこにあるのか知っている。」
 
「毬藻トリミング」
 
「アネモネ、ああ、君もね」
 
「あかりか」

「お子さまブランチ」

「カフェおれとバナナおれ」
 
「若葉と若葉のステンシル」
 
「夕焼け、クラウドベリークラウド」
 
「アダムとマダムとフリーダム」
 
「錆びない心、ステンレスハート」
 
「百舌のフォーラム」

「本当の立入禁止」
二/六 二○○八
 
「風庫、風の宝庫」
 
「マグニチュードのエチュード」
 
「レモンと薄荷のバックドロップ」
 
「ハリメンプールの笛吹き」
 
「ツービートのワルツ」
 
水手かこの国」
 
「走る海馬」

「ニャーの花、菜の花」
 
「なんの足しにもならないメタファー」
 
「杖の机」
 
「風のクマリン」
 
「物書きのための物理学」
 
「天文文学」
 
「ひとのひ」
 
「晴れの化石」
 
「かたつむり、アイマイミー・マイマイ」
 
「水のレシピ」
三/六 二○○七

「星の杏」
 
「いるかのジョナサン」
 
大地球子だいち まりこさんのこと」

「腰抜けアトラス」

「空より高いプライドを、支えるだけの力もなくて」
 
「天源の風」
 
豚耳と豚手とんみみ  とんしゅ

「100% と+α   アルファ 
 
十二単桜じゅうにひとえざくら
 
「野良紫」
 
「地中の蜘蛛」
 
「祈りの枝折り」
 
「美しい橋のふくらはぎ」
 
「雨浚い」
  
「アークタンジェントの虹」
 
砂雨すなさめ

「ビュッフォンの秒針時計」

「アルトのポエム」
 
「残響の廃墟」
 
「ボラの入り江」

「嗅球、ニュアンスの認識閾値」
 
「忘れ物インスタレーション」
 
「花占いならセンチフォリアで」
 
「さくらりって」
 
「シュレ猫とヒッグスのピッグス」
 
「プチ・オプティミズム」
 
「優しい円周率」
四/六 二○○六
 
「生き物が光るわけを誰もしらない」

「俺の淹れ方」
 
「紅茶と音素の三要素」

「クワインのワイン」
 
「不思議の国のガヴァガイ」
 
「ルシフェリンブルーの海」
 
「寒天培地の星座たち」

「忘却動物園」
 
「海にそそぐもの空にもそそぐ」
 
「レシピ曇天丼」

「真青なフェノールフタレイン」
 
「とーきょー暗渠」
 
「水虫のヘテロシス」
 
「猫の宅急便にゃ〜ごカーゴ」
 
「ほとのほとり、まらのまくら」
 
「作品のキラリティとキラル中心」
 
「太陽系テラリウム」
 
「プロトコーム・プロトコロル」
 
「春に爆ぜるものたち」
 
「波音のハノン」
 
「花びらのキリム」
 
「すてきがりたい症候群」
 
「詩の描き方のピンクのバイエル」
 
「延齢草と姥百合」

「柿蘭、桃蘭、バナナ蘭」
 
「チャイニーズランタンプラント、鬼灯」

「湖空木」
 
「キツネの蕎麦菜」
 
「モスフロックス大海嘯」
 
「秘色と愛錆」

「混色の加減乗除」
  
「蛾の複数形モスら」
五/六 二○○五
 
「光の春に泳ぎゆくもの」
 
「ブラキストン線を越えて」
 
「縄文イチゴ」
 
「さなかさかさまのさかなたち」
 
「月の眼差しを閉じて」
 
「スズムシとフタホシコオロギ」
 
「ダグラス、君がダグラスだったんだね。」
 
「可憐な筋黒白蝶」
 
「金魚救い」
六/六 二○○四



散文(批評随筆小説等) 卯花月生まれの題名たち04 Copyright 小池房枝 2011-04-25 20:14:38
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