透明な日
番田
思う言葉をなくした
何もしていない土曜日だった
今日もカラフルなため息を吐いている
駅前は とても 賑やかすぎた
何も言わずに
一人で夢を見ていたようだった
するべきことがあったはずだったけれど 忘れてしまった
今日も何もしていない そんな気がした
今日は 土曜日だった
きっと私は夢を見ていたのかもしれなかった
自由詩
透明な日
Copyright
番田
2011-04-24 01:42:49
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