見惚
徘徊メガネ

好きだったのは 結い髪のしなやかな流れ

好きだったのは 頬杖の中の虚ろな瞳

好きだったのは 絡み付く癖のある声

好きだったのは 間違いなく貴女だった

好きだったのは 間違いなく僕の方だった
 


自由詩 見惚 Copyright 徘徊メガネ 2011-04-12 18:58:22
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