お祝い
たもつ

 
眠りすぎたアルマジロが
夜、買い物に出かける
満月には人のロケットが
数本突き刺さって
何かをお祝いしている
店は既に閉まっているので
丸まって待つ
冷蔵庫の中のように寒いけれど
肝心の冷蔵庫は修理にだしたまま
電気屋から戻ってこない


自由詩 お祝い Copyright たもつ 2011-04-12 18:42:55
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