僕の息はラブレターと化した。
うんち
あのね
あっけらかんとした空を見上げてる。
夜空の真空ににんげんの息がしゅうっと吸い込まれていく。
またたく星たちも息づく夜の海は
僕を誘惑して誘拐するんだろうって
こころの中で沈ませてみた。
あたしはみてみたい。新しい世界を。
部屋ではね、遠くのあいするひとを思いながら
バケツに365種類の色を放り投げたり
救い出したり、スプーンでまぜまぜしたりしてるとこなのさ。
なにがなにになるのかさえ判らないけれど、
もうキャンバスに穴が空く位にごねごねにしてしまいたい。
あたしはごねごねにんげんになるのか
ぐりぐりぐり子になるのか、詳しい事は秘密だが
まったく知りもしない誰かのこころがぽ と灯るといいなと思ってるのは
結構本当の気持ちなんでね、描くよ、大きな生命を。
ひとりのにんげんとして。
今までグレすぎて悪かったような気がする。
やっとそういうグレすぎの自分の悪いところを見つけた。
いつのまにか、自分は不幸だって思い込んでた。
贅沢すぎて、人を傷付けていた。
ごめんなさい、誰かさん。遅いね。
もう、遅いかな。
あの子もその子もあっちの人も、
おかんもおとんもその人も
なんだか温かすぎて、どうしても眠れない僕の息。
眠剤無しで眠れるかな。
これから、有り難うの為に生きるから、
手の温もり信じたい。
ごめんなさい、ありがとう。
あと、夜空の星さん、本当にいつもお世話になっております。
あと、森の木々たちも、いつもお世話になっております。
ガーデニングで土の香りを手に付けているお母さんがいたよ。
かぁ。とカラスが鳴く時が、明日の昼にも来るだろう。