駅 4
草野春心


  この星は太陽にとっての駅なのだろうか



  疑わず
  次の便を待っている
  何かの手違いで
  一日ほど遅延しても文句は言えまい



  夜風と目が合った



  詩人のふりをするなと
  言われているような気がした




自由詩 駅 4 Copyright 草野春心 2011-03-27 16:39:25
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