「 フキンシンしましョ。 」
PULL.
ありったけの自分を袋につめてニンゲンのふりをする人間。
空白のぽけっとの中でありったけのぐーをつくる涙はでない、
ありったけの妄想をお皿のうえに盛りつけておいしい食卓。
ありったけのフキンシン買いしめて袋につめてあなたにあげない。
おなかいっぱいのフキンシンキスして今夜あなたにうつしたい。
交差点の向こうからありったけの日常がやってくる今日も、
さようならおまえが太陽となった日におれは蒸発したのだ。
ああ未来人もX-MENもドラえもんもいないそんなゲンジツ。
ペットボトル一本分のやましさをカゴいっぱいにつめて逃げる。
きみでおちんちんが勃起しなくなったらせかいの終わりだからまだ大丈夫。
「おれの燃料棒が。」なんて台詞を躊躇するこの指にポポポポ〜ン。
ファインダー越しに見える笑顔が必死になってきたそんな日常。
カダフィさんいっそのこと福島第一原発に亡命しない?。
でもリビアの方が安全かもねだって原発がないし♪なんてね。
了。