天空の鏡
subaru★

遙か空の上で泳いでる君を
地上に立つ僕は寂しいなんて思わない
だって白い大地が映してくれるもの
鏡の中の君が本当の君でなくても

息継ぎなしで一気にターンする君は
ワールドレコードを狙うかの如く
遠くからでも輝いている
目も開けられないくらい

霞がイタズラして君を覆うけど
燕に頼んで霞を集めて貰う事にしたよ
その霞で綿帽子のギフトなんていいね
また怒られそうだけど

肩甲骨に手を回し 昔の名残りを確かてみる
また翼が生えたら君と一緒に泳げるよ
この大地が乾ききる前に
大空を一緒に泳いでみたいんだ


自由詩 天空の鏡 Copyright subaru★ 2011-03-23 19:30:11
notebook Home 戻る