酔ってしまいそうなころ 大人になれない僕を思う いつしか離れたことにも慣れて きっと君も忘れるだろう 風吹き草木も眠る夜 踏み出した一歩先で 逃げ出してしまう影 もうひとりを追いかけた 明日が来るまで 僕は一睡もできない 空気中にただよう ぬるい春のにおい 目立たないところで ゆっくり芽をひらく 集まる人たちの 乾杯の声がした 散ったら風にのり 君に会いに行こう