薄い灰色の隙間から零れる

春の色


耐え抜きし者たちだけに与えられる

鮮やかな緑の命

足音は徐々に近づきつつある


静かに


冬眠しながらも　新たな命を温存していた

地中に張り巡らされた根から　


この地球【ほし】の Energy を貰い受ける

繰り返し廻【めぐ】る四季に備えて



全てはこの地球【ほし】の恩恵の元に生き

地球【ほし】へと還ってゆく




途切れることない愛により

護【まも】られていることを知る


小さな始まりは繋がり

やがて大きな愛を生む


私たちがここにいる限り　その愛は止まない