がんばるもんのひと
恋月 ぴの

一念発起とがんばってみるのは
容易いけれど
がんばり続けることは
なぜか難しい




それって三日坊主

だよね

悔いてはみるのだけど
いつだって
他のひとの視線が気になって
指先を眺めたり
心うちを見透かされないようにと髪の毛をさわる

もっと素直になれれば良いのにね




たとえば、がんばることを止めてみる
というか
がんばんなくっちゃいけないを捨ててみる

少しは気が楽になって
なんで悩んでいたのかと窓の外を見やったりする




がんばるもんから入場して
一目散にゴール目指して駆け抜ける

いつだってビリだった

がんばらなかった訳じゃないけど
私は駄目な人間なんだからと言い訳していた

がんばるもんは紅白に飾られていて
歓声沸きあがる空にはポッカリ白い雲浮いていた





自由詩 がんばるもんのひと Copyright 恋月 ぴの 2011-03-21 18:29:25縦
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