犬はもう誰も
花形新次

犬はもう誰にも
愛されないの
自由を求める
詩人には猫好きが多いから
ところが私は
一見すると
セントバーナードに
そっくりな
典型的な犬顔だから
今はもう誰にも
愛されないの

愛されたくもないの


自由詩 犬はもう誰も Copyright 花形新次 2011-03-09 08:09:18
notebook Home
この文書は以下の文書グループに登録されています。
パロディ詩