【批評祭参加しない作品】 近代漫才の変遷
TAT


 M1グランプリが終わる。筆者にとってそれは絶望的な事柄であった。というのも笑い飯以降、M1は『至高のガチネタ特番』であり、『アンダーグラウンドお笑い最新鋭センサー』であったからである。千鳥、ハライチ、オードリー、ポイズンガールバンド、パンクブーブー等の『まともにやってたら潰れて実家に帰るしかない』複数のコンビが彼の大会で名を馳せ、世に出た。その遺業ひとつ取ってみても、M1の功績は計り知れない。
 ※麒麟は特に面白くは無いので除外します。
 最期の置き土産はスリムクラブである。スリムクラブ。パッケージにすりゃやっくんやですよみたいな糞でも売れるだろ主義に貫かれた下らない日テレの『エンタの神様』で下らないフランチェンネタをやっていた俗物コンビが実はかくも面白かった。その真実を不意に唐突に提示し指し示し、逝くのかM1。
 ふざけんなてめぇ。最終大会十位のド無名、囲碁将棋がどこの馬の骨かきちんと説明済ましてからくたばれオートバックス。
 失礼。若干育ちが出、不適切な雑言が出た事をお詫びします。
 かつて第二回大会チャンプ『ますだおかだ』の増田は言いました。『チラシにね、プロアマ事務所問わず、、。事務所問わずて書いてる。ほんで僕マネージャーに言うたんです。俺コレ出る。出るな言うんやったら松竹辞めます。って』まるで学芸会か職場の給湯室or忘年会の余興を思わせるアマチュアコンビ、『変ホ長調』が決勝に駒を進める実に四年も前の話です。下ネタ、顔ネタ、キャラネタ、シュール、ベタ、王道、悪球、モノマネ、トリオネタ。末は五人漫才まで出る始末で大会委員長の島田氏の言にあるように『競技人口が増えればレベルは上がる』これは本当なんです。僕ことTATは、常々頭の悪そうな素因数分解もきっと出来ないアングロサクソンのデブをわざわざアメリカ合衆国から旅客機に積んで連れて来て木製の棒で球体を叩いて凄く飛んだので年間一億支払いましょうナイターがあるので今週のごっつは休止ですとかそういう一部始終が意味不明で理解不能な人間ですが、漫才も又、一部ユーザーの趣味嗜好の域を出得ないという点に於いてそれと似た所があるように自覚もしています。から僕の方がレベルが上です。野球好きの頭の悪いハゲは死んだら良いです。道化は娼婦と同じぐらいに原生期から在った職業ですから、きっと民話もろくに持っていないアメリカ人、インディアン追い出した後の原野に居を構えて金髪のそばかすの餓鬼によくもまぁ人の道を真顔で説いているアメ公の豚はスペアリブでも焼きながら自宅の庭で精神異常者にマシンガン乱射されて逝くが吉です。

 というあたりで、眠くなったので今夜は寝ます。今晩は散文カテゴリが批評祭一色になっているのでカチンと来て(僕、そういうお祭り事とか特別イベントって昔から呼んでもらった試しが無いので大っ嫌いなんです)『近代漫才の変遷』と称してそれの第一部をお送りしました。明日は、『近代漫才の変遷パート2・ネタかキャラクターか?〜南海キャンディーズと、いとしこいし〜』を気が向いたらお送りします。ただまぁ飽きかけてる自覚があるので多分送らずじまいです。

じゃあバイバイ。どいつもこいつも風邪とか厳禁で。寝る前には歯を磨くように。


TAT





散文(批評随筆小説等) 【批評祭参加しない作品】 近代漫才の変遷 Copyright TAT 2011-03-05 23:02:53
notebook Home