青い孤独
within

青い球体に手を突き刺して
あなたを引き抜きたい
白い球体はゆっくり東から西へ
いつもより明るい夜を巡っていく
孤独なんて簡単に乗り越えられる
と思っていたのに、私はもう潰れてしまい
そうに震えている
ねえ父さんあなたはどうやって
この孤独を乗り越えたの?
朝が明ければ、熱い熱い球体が
セカイを照らしつくす
海の中に沈められた私の魂の遺影と
君の居場所だけは明らかにはできないけれども


自由詩 青い孤独 Copyright within 2011-03-04 06:25:00
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