悶絶 ( 不可能性 ) ひとり旅 たすけてよぅ ぐるぢいよぅ
狩心

かもめが一匹おりまして
ちんけな傘が ありまして
小さな光を食べました
何かに 頼る者 おりまして
のどの汚れは落ちなくて
皮は肥大化して 人を流す川となりました
ぼうふらぼうぼう生えまして
虫の音 叩く耳を貫通して 人の地平
ゆっくりと線になり
出会えなくなりました
恋焦がれて食べています
のどに突き刺さり ひらく傘が愛しいのです
平らに伸ばされた体は細く切られ
やがて髪となり 川となり
地の底を流れるそーめんを巻き付けて
魚牛 魚牛と 目の中に瞬いております 光
細々と暮らす女人の瞳に
一人の男が暮らしております
むかし 骨だけの傘がありまして
宇宙から舞い落ちる岩石をすべて受け止めておりました かもめは
小さな優しい手の平の
人の中で死にました
ぼうふらぼうぼう生えまして
力の抜けた 肺からぼうし
棒術 冒険 なんのその
薬中 セメント ガスマスク
船に乗る非行為 呼吸器 抹殺機 棒線書くのめんどくさい
肉の中の垂直 美労に燃えた涙の除湿機 女装席
搭載した回転寿司の上で燃える 燃える
回る 飢える すべての魚牛植える
天空を舞う除湿機 女装壁 呼吸器
びぢぐれ害門外の大問題
あっぱれ殿様は他国から姫を連れ去りました
さっぱりさわやかにぼうふらプランクトン
溶けている
これについてあなたはどう思いますか?
わたしは肉なので、29字以内にまとめて答えてくださると助かりまくりまくりすてぃです

chinpoko

インターネットが嫌いだという事をインターネットに書き込んでいる人がいました
言葉が嫌いだという事を言葉で言っている人がいました
国家に腹を立てて国家の中で暴れている人がいました
人がいました

人がいっぱい居て
人の中に人がいました


自由詩 悶絶 ( 不可能性 ) ひとり旅 たすけてよぅ ぐるぢいよぅ Copyright 狩心 2011-02-21 11:00:23
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