いいんだよ それで。

はじめて自分に
そういうことができた

ありのままでいいんだよ
自分を責める必要なんて
ないんだよ

椿は何で美しいかって？
ありのままに咲いているから
美しいんじゃないかな？

いいんだよ それで。

ふりかえれば
私の歩んだ道が見える
でこぼこ道やまわり道
昇り坂や下り坂
まさかなんてのもあったけど
全てありのままの自分を
取り戻すための旅だったのかも知れない

前を見れば
幾山河の大地が広がる
この道は私の道
私しか歩めない道
私がありのままに
生きていく道

いいんだよ それで。

星々の下で
泣きながら歩いた道もあったね
烈日の下を
はいつくばった日もあったね

いいんだよ それで。

光あれと叫んだ時
光はそこに
あった
ありのままの自分が
そこに
立っていた
ありのままに
輝いていた

いいんだよ それで。