亜麻色の午後
アラガイs



)きみは髪を切ろうと確信する(瞬間 (
〜風は塔の雲に被われ
意識は陽射しから排除された 。
(音楽と額縁のまえで「森のように」キルトして下さい
)と
(木綿を差し出す少女の指先から 淡くコーディネートされる世界
)臼緑に脱色された髪を木漏れ日が染めて
毛先は落葉と散り睡夢を誘う(

・・いもむしになって
いまはお昼寝をする時間
アニメのなかで園児たちの
あたまが揺れた
珈琲を啜りながら午後の僕が始まる
)きみを撫でた
(微睡む
茶髪色の
)指先







自由詩 亜麻色の午後 Copyright アラガイs 2011-01-31 19:31:37
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