白いヒーローは気まぐれ

ふらふらと
何処かへ出かけたと思うと
いつの間にか帰ってきている

白いヒーローはわがまま

もぐもぐと
ご飯をお腹いっぱい食べたかと思うと
「おかわり」と催促する


白いヒーローは
ぽかぽかの太陽とお友達で
ごろごろと喉を鳴らしながら
日向でぐうぐうお昼寝


気まぐれで
わがままで
のんびり屋で
マイペースで
ヘタレだけど


あなたは私のヒーロー


あなたの生きる姿を見ると
羨ましいと思う

あなたの行動を見ると
嫌なことを忘れられる


あなたは
ブスっとした顔で私を睨むけど

その姿は
また私を笑顔にする

あなたは
世界でたった一人の…

たった一匹の

私のヒーロー