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mizunomadoka
娘の忘れたクマのぬいぐるみが
タンスに寄りかかって座っている。
窓から夕日が差して、カーテンがゆれていた。
私はオムライスの残りを温める。
あんなに大きいのをよく一人で食べたな。
丈夫なら何も望みませんから、
母はそういって私を産んだらしいけど。
ぬいぐるみを娘の椅子に座らせて
ドングリを目の前に置く。
遠慮しなくていいんだぞ、ここはお前の家でもあるんだから。
ケチャップで絵を描いて
ミニトマトを添えて食べた。
自由詩
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mizunomadoka
2011-01-20 18:34:58