馬鹿野郎
田園

馬鹿野郎



愛を知らない、
訳がない。
私は私の愛の形を、
発信し続けているのだが、
誰か一人くらい気づいてもいいのではないかな。

二人の愛から私は生まれた。
この時代にまた、生まれてきた。
前世でやり残した事を、
一つだけやり遂げに。

泥沼のような日々もある。
ふわふわのスポンジにくるまれる日々もある。
そんな個人のバイオリズム。
他人様には言えませぬ。

大変不格好なのは理解しているよ。
大変無知なのも理解しているよ。

でも、これで行くしかないんだよ。

一人、腹を据える。
分かっている。
私は間違えていると。
だが、この道を行く。
一つ正しさがあればいい。
たった一つでいい。
今世の終りに、
愉快であったと、
思える様に。


自由詩 馬鹿野郎 Copyright 田園 2011-01-19 17:02:31
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