彼方へ…
バスケ青春の詩

 
荒野の砂塵に目を細め…

その場に立ちすくみ…
地平線を見ている君は〜

その先に何があるのか知りたくて…

そこに行くことを禁じていた掟を破り〜

君は荒野に足を踏み出した。


吹きすさぶ海風にさらされて〜

崖の上に立ちすくむ君は〜

水平線の先に何があるのか知りたくて…

止める大人どもを振り切って〜

君はひとり舟を漕ぎ出した。


果てない荒野と…
果てない海原は〜

君を小さき者に変え行く手をさえぎ続けたが…

君は〜
その先が果てないものではないことを知り…

新しい世界を感じ〜
その世界に触れることが出来た。

彼方に旅立つには…
身にふりかかる災いと闘い〜

それに打ち勝つ
覚悟がなければならないのだろう。

君にも…
その想いがあったのだろうか?

きっと〜
君が彼方に、
我が身を踏み出したのは…

そんな覚悟などなく〜

ただ、彼方への想いがあっただけなのだろう。

そこに何があるのか知りたくて…

その夢を夢で終わらせたくはないから〜

君は今に留まることを選ばずに…

前に広がる未踏の荒野や海原の彼方へ〜

向かって行くことを選らんだ。

そこにあるものを知りたい…

その夢を実現するために〜

夢を実現させるには…

怖れることなく
前に向かって踏み出さなければならない。

それは若者の特権であり〜

次代を拓く若者が
為すべきことなのだ。

いつの時代の若者も…
そうして時代を
先魁けてきた。

子供達は次代を
担う若者になる。

大人は〜
その子供達に夢を語り…

その子供達に次代を託す。

それが〜
彼方に向かって
踏み出す…

いずれ若者となる
子供達の心を育む
大人の責任なのだ。

だから〜
大人達は大きな
心でものを観る…

大きな視野がなくてはならない。

やがて旅立つ子供達のために〜


自由詩 彼方へ… Copyright バスケ青春の詩 2011-01-07 08:53:06
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