はら、む
みつき
微えみと なみだと諦念は
かげろう
あるいは
しんきろう
どこか とおくで 息していただけ
うううん ちゃんと
息 しているよ
だってこきゅうは どこかで 細く
続いているよ
あなたの
おとうさんはね
ベッドか真っ白のおふとん
あるいはどこかの草の上で
せかいの
どこかの
わたしたちと
キスをして
声 ふるわせて
おまえしか あいしていないよ
せかい なんか おれと おまえで じゅうぶんなんだ
あるいは何も言わず
からだだけふるわせている
つめたいわたしたちの耳朶に 吸いつきながら
しんじて しんじて、 て つぶやいて
わたしたちは 何度も うなずく
あなた うっ積する感情に襲われないように隔てられたとおいところで それはしんきろうの向こう、ゆりかごのなかあるいは海の底 感情は泡つぷつぷ破裂する
そら ほのお ふる
ツメタイ! ツメタイ!
おなかの 子 さけぶ
たばこ すって けむり吐きだして
胸いっぱいに
息
吸うと
わたしの からだ まるごと ろかされ
おなかの 子の 声
ほのお
になって
とび
散 た