夜の仕わざ
塩崎みあき
クラシックの呟きに
大気までもが
眠ってしまう
信号機の
明滅する夜にも
確かにいる
歩いている
星が流れる
星を集める
夜という鳥は
光るものが好き
採ってきた
星を
巣の底に沈めている
なぜ光るのかは分からない
夜の仕わざ
かもしれない
自由詩
夜の仕わざ
Copyright
塩崎みあき
2010-12-27 23:53:05
縦