メタモルフォーシス
ペポパンプ

少年は長年蛹になり
いつしか蝶々にふ化した。
それは綺麗な羽だった。
大空を羽ばたいた

雨の日も
雪の日も
嵐の日も
飛び続けた

少年はいつしか
自分の羽をむしり取っていた。
少年は夢から覚めた
少年は微笑んだ!



自由詩 メタモルフォーシス Copyright ペポパンプ 2010-12-22 23:50:48
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