風のWednesday
花形新次

壊れかけた肉体を
まったく気にしないで
何か少しつまもうよ
くちざみしいから

ウニが見たいなんて
言い出したのは
君のほうさ

吹く風が爪先に
触れるだけで
飛び上がる
だって今日は
Wednesday

そして僕は
正真正銘
尿酸値が危険水域を越えた
痛風



自由詩 風のWednesday Copyright 花形新次 2010-12-08 18:35:56
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パロディ詩