アフタヌーンをもう一度。
プル式

冬の私はミルフィーユ
甘くて優しい食べ心地
やわらかヴェールをしっとり重ねて
あなたが来るのじっくりを待つ

めくる時間がとろけるクリーム
一枚一枚味わいながら
焦れったいのを我慢して
吐息で私のとこまでおいで

あなたの言葉はデコレート
私をもっと甘くする
蜜が外まで溢れたら
フォークで優しく突き刺して。


自由詩 アフタヌーンをもう一度。 Copyright プル式 2010-12-06 21:46:42
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