hgrm.
ラムネ


はぐるま

いつからずれたのか

まきもどしもできぬ

りせっともできぬ


からだにアルコールを流し込んでも

美味しくないマルボロを吸っても

何もかわらない


かわるのは今までの思い出だけ

次から次へとシーンがかわる

こんなにもシーンがあったんだ


失って気づく

よく言われる言葉

まさにその通り


皮肉にもきっとボクの勘は当る

信じたくない勘

でもこの嫌な勘は冴えている


自分の行動で壊したもの

もう二度と傷つけてはいけないと刻み

自分が壊してしまったものの大きさが身にしみる

毎日、毎日、寝ても覚めても

どれほどきみが辛かったか



そして、きみが選んだ道はぼくとではない




自由詩 hgrm. Copyright ラムネ 2010-11-29 17:23:13
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