夕暮れ
フクスケ
遥か
遠い雲の向こうを
焼き焦がす
流血の
夕暮れ
いつも
暮れる速さに
追い付けぬまま
置き去りにされた
また 夕暮れを待つのは
誰?
日毎繰り返す
不在の
観客のための
荘厳の
儀式
自由詩
夕暮れ
Copyright
フクスケ
2010-11-28 08:22:16