夜のさんぽ
短角牛

潮風に吹かれながら

手をつないで歩く

少し寒いけど 「温かい」と言葉を交わしながら

月夜に浮かぶあなたの顔は

言いようも無く 笑ってる

僕の人生ではあらわせない笑顔

僕とは違う人生

僕でない人生

それを愛し始めて

僕は

微笑み返す


自由詩 夜のさんぽ Copyright 短角牛 2010-11-23 01:03:55
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