北の湖から
花形新次

父さん、あの左下手はなかなか簡単に切れるものではなく

右からの絞りも強烈だったわけで・・・

前に出ようとすると半身からの下手出し投げをくらいそうで
だから、僕・・・

そんなら父さんも、一緒だあ
父さんは板井の暴力的な張り手が怖くて怖くて
逃げ出したいと思ったこと何度もある
だから、とうさ・・

「(ありったけのけだるさで)もう閉店ですから、下げますよ〜」

まだ、北の湖がチャンコ鍋食べてる最中でしょうが!

ガラガラガシャン!

ちゃら〜ちゃらちゃらちゃ〜ちゃ〜♪
ちゃら〜ちゃらちゃらちゃ〜♪

蛍、割れたドンブリを拾う


自由詩 北の湖から Copyright 花形新次 2010-11-09 18:24:12
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パロディ詩