サンタクロース
森の猫

貴方があたしのサンタクロース
ずっと ずっとあの日から
北の国からやってきた

背の高すぎるサンタクロース
家の玄関から
入れるかしら

寒い寒いイヴの夜
貴方はあたしに
プロポーズ
そして
消えてしまったの
北の街へ

サンタが入院トナカイ連れて
連絡とれないサンタの病院

背の高すぎるサンタクロース
あたしのながーい手編みのセーター
着こんで街に帰ってきた
あたしをさらいに

背の高すぎるサンタクロース
今でもあたしのサンタクロース

少しへこんだ優しい瞳で
いつもあたしを見守っている

今もあたしを・・・


自由詩 サンタクロース Copyright 森の猫 2010-11-01 15:26:24
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