ヴェルグ
TAT

















悪魔はグラスの中で透き通るワインと同じ色形をしていた







だから飲み干した私に罪は無い



































悪魔は女の股ぐらであの特有の匂いで私を誘い















俺の舌に苦役を強いた



















俺は結構頑張った方だと思う





















実際三回逝かせたし




















だからちょっと位は










僕にもいじめる権利がある筈だろうと



















ベルト外してボクサーブリーフを脱いで













いたらその隙にちゃっかり快復して僕の背後に廻り込んで悪魔は

























何勝手にチンポを出そうとしてるのか?














僕の左耳に舌を挿れて高速でハンドジョブしながら真剣にそう詰めてくる


















俺はお手上げで
















畜生





















僕の完敗です





















『え?どういう事?よく意味が分かんないんだけど?』ってカタカタ笑われて


































それと同時に稲妻が背骨を貫いて





























嗚呼

























やべ


















ックイクイッ!!!






















































はぁはぁと肩を揺らし

















ぜぇぜぇと息を漏らし





















僕は次に吐くべき台詞をもう一度確認しようと台本に手を伸ばすが




























あなたの美しい手は迅速にピシャリとその手を打って



























僕をゲームから引っぺがして
























陰惨なアドリブを入れてくる






































で、あんたは銀貨何枚で奴を売った訳?って


















あれ?

















そんなの














台本にありましたっけ?























無いよ!今考えたんだもん!!って


















きらっきらの瞳が






























嗚呼




















残忍で





















やべ



















『もう一回コース』ですか?





















ドロンジョ様、、、、、、






















そんじゃま、僕ちん頑張っちゃうんだもんね〜♪っと、、




















っと、、、、、、






















自由詩 ヴェルグ Copyright TAT 2010-10-30 22:36:00
notebook Home 戻る