八木重吉の『雨』
吉岡ペペロ
誤解されて
ひとの役に立てなくなるようなとき
この詩を口ずさんで
しずかな気持ちになるのが好きです
脱力して
まるではだかで抱き合うように
お喋りしながら
まるで涙のあと甘え合うように
しずかな気持ちになるのが好きです
自由詩
八木重吉の『雨』
Copyright
吉岡ペペロ
2010-10-19 23:54:05