ぼんやり
さつき

夜と朝の狭間に

私はひとり。

薄紫の空を見上げ

深く息を吐いてふわり。

月は薄く、儚く遠く

今にも消えてしまいそうにひらり。

夕方と夜の間に、いるよりもっと

私はひとり。


自由詩 ぼんやり Copyright さつき 2010-10-18 23:40:25
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