困惑
ヒヤシンス
闇に浮かぶ朧ろの月は
僕の心を開いてくれる。
それはどこまでも優しく。
陸一つ見えない大海原に浮かぶ船からの眺めは
僕の心を不安にさせる。
それはとてつもなく恐ろしい。
僕はどこに居ても囲まれている。
それは時に心地良く、時に鬱陶しい。
逃れる事は出来ない。
僕はどこに居ても囲まれている。
遥か昔、僕の夢は無限であった。
今は只一つ、明確なものがある。
それはこうだ。
『窓辺に咲く花のように常に太陽に向かって生きてゆきたい』
感情など…、しかし。
割り切れぬものばかりだ。
すっきりとしない言葉を並べ、吐露する。
今はそれしか出来ないのだ。