十二支蝶

鶏のおくのなか きちがいな海がながれる
泡は掬えず とりあえず雲だけ

わたしが人をみるのはつなげないから
生きるために理解するから

止めることを熾き上げて
暗い白に

わたしが人をみるのはわからないから
理解するために生きているから


自由詩 Copyright 十二支蝶 2010-09-29 23:15:31
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