孤独殺し
泡沫

吐かれた息は白く
空気に触れた刹那に
孤独になる 離れてく
言いかけて飲んだ言葉達は
未だに呼吸をしている
殺さなくちゃ 狂う前に

幾千年間、こうしてきた
溜め込まれ廃れない様に
殺す度、苦しくなる
傷口から孤独が零れるから



自由詩 孤独殺し Copyright 泡沫 2010-09-25 03:44:57
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