くま
十二支蝶

にしの砂漠は眠たい 昼頃は月があかるい
ねえははだっこして ぱぱにいう
軽く破れる身体 たことたらこをまちがう
ひとつしかないし汚れぬ
呼吸をとめたら脈でうたう おとがふえたら拭いて命を留める
感覚はどうしてあなが深い 
たちたち ろうろう ろろろろ 
イシモツテヲニギンイシモツテヲニギンイシモツテヲニギン
とめようとしたしたはちゃんと息をして留まる
こぼたいうじをはっている血をはっている
とめようとした時代たちはそろそろ守るころだね
やわかいおくもまだ降らないくもも うんうんううる
たちたちろうろうたちたちろうろう
たちたちろうろうたちたちろうろう
たちたちろうろうたちたちろうろう
たちたちろうろうたちたちろうろう
うう うう る る



自由詩 くま Copyright 十二支蝶 2010-09-24 15:31:43
notebook Home