*新しい朝
藤鈴呼
顔が 歪んでゆく
彼女の表情を見て
自分の辛かったときを 思い出した
この傷は もう僕に
何も 語りかけては くれない
夢の中の 大切だった 貴方
今日は 貴方の情報を GETしよう
貴方の運命数と 私の運命数は オールファイブ
ピッタリの相性だよと言って
だけど あの時だって 彼との相性は
100パーセントな 筈だった
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Yes.>> フリータイムは 君の向こう
延長料金を指摘されてる
君の財布の中身 一番良く知っている
昨日 鍵を開けたばかりの車
乗っけているプリクラの彼女
僕の隣には 君が居たのに
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涙ながらの 告白
そう
この瞳からは
なにも
流れなかったけれど。
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世界が終わるとしたならば 一番誰と一緒に居たいですか?
そんな 簡単な質問に 「私自身」 と
大声をあげていた筈だった
他人なんかに 関係ないって
分かってもらいたくはないって
豪語していた筈だった
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降り積もる雪は 季節はずれの 4月の花びら
あの街では もう 桜のシーズンは終わりを告げそうで
雨が降ってしまったならば この心も 儚く散り失せるかな
いや そうじゃないだろう
いつの日も あの日の海は そのままで 流れてる
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同じ事を 繰り返すばかりだと知っていても
「惚れた方が負け」 そんな事は 分かってる
分かっている理性に ココロが おっつかなくて
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傷つくのが恐かったからではなくて
「言わなければ」
そう アイツが 教えて呉れたこと
二度と痛まないこの胸は 彼女が居るから?
彼と 同士だから?
そんな 彼は 久々に 言葉の波に埋もれてる
どうか 一緒に 奏でよう
僕達の 戸惑いを 苦しみを 悲しみを
そして 哀情を・・・
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一番大好きな曲を聴いている瞬間に
アイツからのコールが鳴ったようで
彼女は ドアを潜り抜け
夕闇の空へ 消えていった
僕は 追いかけない もう二度と
過去には 戻らないために
新しい明日を 見詰める
新しい空気を 吸い込んでゆく
新しい朝陽は どうぞ 君と ともに
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