きあか
十二支蝶

股で支えていた文字が消えて 心変れずに唇にはいる
らしい歌をうたえばこの周りの空気は耳をすまして聞いてくれる
これが人だ だえきに包まれて 舌の上でゆっくり眠れる

いつも変れぬ闇を愛して 守っていたぬくもりの方に寄せて
知っているっていいたかった



自由詩 きあか Copyright 十二支蝶 2010-09-14 16:24:25
notebook Home 戻る