ぼんやり
あおば
100909
箱の中から
取りだす石ころ
お弾きのように一列に並べた。
テーブルの上の石ころたちは
鈍い色を放ち
眩しそうな目をして
ぼんやりあたりを見ているが
なんだか落ち着かない
緊張してものが言えないのだ。
「poenique」の「即興ゴルコンダ」投稿作。
タイトルは、クローバーさん。
自由詩
ぼんやり
Copyright
あおば
2010-09-09 12:41:43