何である物にもない日に
番田 

何にもない日ではなく
一年に 疲れている 
私の立っている 何にも 
あなたは 流れていく


島は 持っていない 
遠くに 壁の光が見える
風のコーヒー
闇は スーパーの匂いもしてくる


航空券を手に メキシコまでの 
どこに アメリカから行くということもなく  
私は家で 一日を過ごした
何をするのだろう 公園に 帰国して  


何を食べて 
夕暮れをはき出されて 漂っている
見つめている 何をして  
白い雲が過ごすのだろうかと 閉ざされている



自由詩 何である物にもない日に Copyright 番田  2010-08-30 02:20:53
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