生活
はるな


宵のそらを見ていたら
きゅうに体がいっぱいになってしまった
寝そべる山の稜線が
きみの額にみえたの

たちあがり ゆらいで消える
とりとめもなく広大な
だけど身近で

見ていたら
いっぱいになってしまったの



自由詩 生活 Copyright はるな 2010-08-23 02:11:30
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