空の短冊
朧月

どちらでもいいのかしらん
そう思ったときに
結果って出るものらしいです
お知らせがくるらしいです

つけ は月末にくるのですけど
払う気がなくてもくるのです
おぼえとけっていわれたら
忘れたくなるのに
ちゃんと思い出したりするのです

いいかげんにしろの
いいかげんが いつも
わからずに泣いたりしてます

ちゃんとしろの 
ちゃんとが 出来ずに今日も
ひどい出来栄えに困ったりしています

じっと固まって目だけが忙しく
ぱちぱちしてると動けてきて
あきらめと希望のミックスジュースを
飲む頃にはねじも巻けています

掛け声ってなかなか 大事なんですね
なんかいいつつ 立ち上がっています
夏の空はそういった事情のコトバで
満員ですが こっそり紛れ込ませます

しゃあないよね ってそっと
空に飾ってみます



自由詩 空の短冊 Copyright 朧月 2010-08-22 23:33:31
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