みんなで婚活するから景気はつけあがる的出会い
乾 加津也
わたしの言葉のスケッチの竜巻の
なかに見覚えのない名前があった
「 西 嶋 ゆ ゆ 」
(名前とはいってもカルガモが殺気を感じるゼロコンマ一秒の結論であるが)
就寝前 寝ぼけた時間にかいたものだから
意味不明でもなにも問題はない
が、とても気になる
インターネットで猛烈に調べたが
そんな名前はネット上にはどこにも存在しない
(母語のウェブサイトに限る)
(過去のキャッシュを含まない)
いやわたしの おつむのように
インターネットのアミアミ具合が弱いだけだろう
ならば「 小 石 ひ ろ た 」はどうだ
これはその隣に書かれたネームだ
(さあて、の次に来週のサザエさんは、というくらい)
これもない
このふたりはなにもの名の香
(うまれるまえの自分を探したくなる錯覚にワクドキしてきた)
わたしの頭にすむ宇宙人が かかせたのか
(あのときの ひどい怪我を治してくれたきみたち!)
宇宙人の手術はカッコいい
タコの口尖らせてちゅっちゅちゅっちゅやりおる
(オペ室はだれもはいれはいれはいれないから最後までいく)
でも、必ずビデオがまわっている
だから存在がバレタノダこのたこ
それじゃこれを機会にご紹介しよう
わたしの頭にすむ
西 嶋 ゆ ゆ さんと
小 石 ひ ろ た くんです
よろしく どーぞー
(赤字)私信が一通届いています。
*気に入った方にこのハンドルネーム差し上げま〜す