想像せよ
佐々宝砂

どんな時も星空はある。
雨の夕方にも曇りの真夜中にも
青々と広がる空が頭上にあるときも。
その青空の、雨雲の、曇天の、
その上には常に闇があり星があり、
この世は闇に閉ざされた空間こそが常であって、
星の光は、
そう太陽も含め、
星の光は希有なのだと。

想像せよ、常に上空は星空。


自由詩 想像せよ Copyright 佐々宝砂 2010-08-19 03:45:45
notebook Home