僕
SEKAI NO RETSUDAN
知らない間に歳を重ね続けていた
無性に昔に戻りたくなる時がある
辛かった思い出は美化されて
楽しい思い出に変わっていく
輝くような未来が見えない
薄暗い道を歩いている
ときめくような恋ができない
人付き合いに疲れている
抑えていた感情が 膨らみ続けて 悲しみの雨を降らす
それを僕は ただじっと見つめているだけで
いらない物は全て捨ててしまおう
真っ白な空間で自分だけを見つめて
辛かった思い出はそのままに
楽しい思い出は消えて行く
輝くような未来なんて無い
茨の道を歩き続けるだけさ
ときめくような恋なんてできるわけが無い
僕に 何ができるというのだろうか
抑えていた情熱が 萎み続けて 優しく微笑んでいた
それを僕は ただじっと見つめているだけで
ただじっと見つめているだけで